2024年4月期に、日本テレビ日曜ドラマで長谷川博己さん主演の『アンチヒーロー』が放送されます。
ドラマ『アンチヒーロー』では、100%有罪の殺人犯を無罪にするアンチヒーローな弁護士を長谷川博己さんが演じることだけ発表されましたが、ドラマの詳細は明かされていません。
ドラマ『アンチヒーロー』は、ドラマ開始までほとんど情報解禁がないので、どんなドラマか気になりますね。
この記事では、ドラマ『アンチヒーロー』の考察に役立つ、アンチヒーローとダークヒーローの違いや、アンチヒーローの意味や特徴を紹介します。
ドラマ『アンチヒーロー』がどんな内容になっていくのか?アンチヒーローの意味や特徴を知って、考察していきましょう!
アンチヒーローとダークヒーローの違いは?
ダークヒーローとアンチヒーローの違いについての僕なりの解釈
— Talt (@2_741514) November 17, 2021
ダークヒーロー
→目的は同じだけど手段は正反対
例:ドクターキリコ(ブラックジャック)
アンチヒーロー
→悪い奴だけど独自の美学(ポリシー)を持っている
例:ダースヴェイダー(スターウォーズ)
2024年4月期日本テレビ日曜ドラマ『アンチヒーロー』で、長谷川博己さんが演じるのは「アンチヒーロー」な主人公です。
「アンチヒーロー」と「ダークヒーロー」は、全く違うものです。
一般的にヒーローと言われる素質なし!反社会的で暴力的。自分を愛し、目的のために手段を選ばない
ドラマ「アンチヒーロー」でも、全くヒーロー感のない主人公になりそうです。
自ら犯罪に手を染めながらも、正義のために行動。暗い過去やトラウマ、孤独を抱える
最近のドラマだと、2022年に平野紫耀さんが演じた、ドラマ『クロサギ』の主人公黒崎高志郎は、ダークヒーローの代表格ですね。
日テレ日曜ドラマ『アンチヒーロー』では、「アンチヒーロー」な主人公なので、反社会的で暴力的、自己陶酔型で目的のために手段を選ばずに、社会に受け入れられずに孤立した弁護士が主人公ということになりますね。
そんなアンチヒーローな弁護士を主人公にして、一般常識では完全に悪の殺人犯を無罪にするドラマ。
見ている私達の、正義やモラルや価値観、人間の奥深いところを揺すぶられそうで、ドキドキ怖いです。
アンチヒーローの特徴
2024年4月日曜よる9時スタート
— 『アンチヒーロー』4月期日曜劇場【公式】 (@antihero_tbs) February 1, 2024
#アンチヒーロー
主演 #長谷川博己
「正義の反対は、本当に悪なのだろうか…」
殺人犯をも無罪にしてしまう
"アンチ"なヒーローが登場!
是非、お楽しみに
#日曜劇場
#TBS pic.twitter.com/5L2OsYoIim
アンチヒーロは、一般的に考えられるヒーロー像とは全く違います。
アンチヒーローには、次のような特徴があります。
- 性格が良くない
- 手段を選ばない
- ダークトライアドの特性をもつ
- 現在の状況を良しとしない
アンチヒーローは、社会では生きにくい特徴を持ち合わせて、自分の信念で行動する特徴があります。
社会から孤立しがちなアンチヒーローの特徴を詳しくみていきましょう!
性格が良くない!
アンチヒーローは、一般的に考えられているヒーローのように、優れた人格で、勇気があって、社会の問題を解決しません。
性格は良くない、勇気もない、社会の問題も解決しない。
それがアンチヒーローなんですよね。
手段を選ばない
アンチヒーローは、自分の目的を達成するために手段を選びません。
アンチヒーローは自己陶酔型なので、自分の目的のために、たとえそれが悪いことであっても手段を選ばずに目的を達成します。
ダークトライアドってなに?
アンチヒーローは、ダークトライアドの特性をもって描かれます。
ダークトライアドは心理学用語で、サイコパス・ナルシスト・マキャベリスト3つの特性の総称です。
サイコパスの特性は、感情に奥行きがないので、良心が痛むこともなく、他人を思いやることもできず、自分の利益を優先します。そして、周りの人と仲良くできずに、孤立しやすいです。
ナルシストの特性は、自分を愛し、自信過剰、自分は他人より優れていると思っています。
マキャベリストの特性は、他人をためらうことなく利用でき、自分の役に立つ人としか仲良くしません。
私たちが生きる社会では、悪の気質とされるダークトライアド。
社会で普通に生きることが難しい特性で、結果的には孤立してしまうことが多いです。
現在の状況を良しとしない
アンチヒーローは、現在の社会の仕組みや司法、政治を良しとしません。
自分の価値観が、正義なので、反社会的な行動をします。
ダークヒーローの特徴
ダークヒーローは、一般的なヒーローのように、一般的な常識を持ち、信念と勇気で問題に立ち向かうではなく、手段を選ばずに悪に立ち向かいます。
ダークヒーローには、次のような特徴があります。
- 善悪の境界が曖昧
- 過去にトラウマをもつ
- 孤独
ダークヒーローは、犯罪を犯してでも正義のために問題に立ち向かいます。
そして、過去の事件や事故など、トラウマや苦しみを抱え、そのトラウマや苦しみがダークヒーローの考え方や行動に強く影響しているのも特徴です。
人に言えない、トラウマや苦しみを抱えることで孤独を感じることも多いです。
人とのつながりが希薄で、孤独なので、自分はどうなってもいいと、自分を大事にしないところも特徴です。
孤独で、暗い部分も多いけれど、しっかり問題に立ち向かうのがダークヒーローです。
まとめ
この記事では、アンチヒーローとダークヒーローの違いと、アンチヒーローとダークヒーローの特徴を紹介しました。
アンチヒーローとダークヒーローは全く違います。
2024年4月期に放送される、日本テレビ日曜ドラマ『アンチヒーロー』では、100%有罪の殺人犯を無罪にする弁護士の心理や倫理観、何が正義で何が悪なのかに、心の奥が強く揺すぶられそうです。
ドラマ『アンチヒーロー』は、ほとんど情報公開されないので、放送が終了するまでずっと、ハラハラドキドキし続け、ドラマの展開が気になります。
アンチヒーローとダークヒーローの違いを知れば、アンチヒーローの特徴を意識して、ドラマの考察ができると思うので、ぜひこの記事を役立ててほしいです!
ドラマ『アンチヒーロー』の放送、楽しみにしています^^
アンチヒーローやダークヒーローは、視聴者や読者に新たな視点を提供し、物語を深く考えさせる存在です。ドラマや映画で彼らのキャラクターを探求することで、人間の複雑な心理や倫理的ジレンマに迫ることができます。