赤ちゃんを連れて夫の実家へ初めての帰省。
国内線であっても、乗り慣れない赤ちゃん連れの飛行機は不安でいっぱいですよね。
我が家の、はじめての赤ちゃん連れの飛行機は、子供が5か月のときでした。
東京-広島間で、フライト時間は1時間半ほど。
短時間のフライトですが、赤ちゃんが泣かないか、ほかの人に迷惑をかけないか、そればかり心配でした。
なので、大手航空会社にCA(客室乗務員)として勤めている友人に相談したら、いろいろ実体験からのアドバイスをもらえました。
この記事では、私の体験や友人からのアドバイスから、
- 搭乗から赤ちゃんが泣かないためにできるコツ
- 着陸の時に赤ちゃんが泣かないためにできるコツ
- 赤ちゃん連れにおすすめの飛行機の座席を選ぶポイント
を紹介しますね。
赤ちゃんが飛行機で泣く前にできること!優先搭乗を活用してスムーズに準備!
多くの航空会社では、赤ちゃん連れの方を優先搭乗の対象にしています。
一般のお客さんよりも、先に飛行機に搭乗しに、席に通してくれるサービスです。
ぜひ、赤ちゃん連れの登場に、このサービスを活用してください。
赤ちゃん連れは、手荷物も飛行機に搭乗してからやることも盛りだくさんです!
狭い機内の中でごそごそすると、ほかのお客さんに迷惑をかけてしまいます。
先に搭乗することで、余裕をもって準備することができますよ。
優先搭乗すると、飛行機の中でスムーズにできることは色々あります。
次に説明していきますね。
抱っこ紐の着脱
飛行機に乗るときは、手荷物がいっぱい。
機内ではベビーカーも使えません。
着席のギリギリまで両手を使うためにも、抱っこ紐は必需品です。
ただ、席に座ったら抱っこ紐は不要になります。
上のキャビネットにしまったり、かさばらないように畳んだりと手間がたくさん。
荷物の上げ下ろしなどは、CA(客室乗務員)さんが手伝ってくれます。
優先搭乗をして、ほかのお客さんが少ないうちに荷物の整理はしておきましょう。
いつでもミルクをあげることができる状態にしておく
CAの友人からのアドバイスは、
「赤ちゃんは耳抜きできない。離着陸の時は、飲み物を飲んでいる状態にしてあげて」
というものでした。
赤ちゃんは、離陸の時、ミルクを飲んでいる状態が一番良いです。
一般のお客さんが乗ってくると、どうしても人の目が気になりますよね。
その前に、「いつでもミルクをあげることができる状態」に準備しておくと、ママも安心です。
CAさんにミルクを作ってもらう
CAさんが機内のお湯を使って、ミルクを作ってくれます。
優先搭乗の際、ミルクを作るか声をかけてくれることもありますよ。
その際、粉ミルクを入れた哺乳瓶を渡すと、離陸前に用意してくれます。
搭乗の際、お仕事で忙しい中でも、気配りしていただけるのは本当にありがたいです。
離陸時に哺乳瓶でミルクを上げる場合は、飛行機に乗ったらCAさんにミルクをお願いするのは絶対です!
すぐに手渡しできるように、哺乳瓶は手元に用意しておくといいですよ。
赤ちゃんが飛行機で泣く前にできること!着陸の時に気をつけることはこれ!
飛行機が着陸態勢にはいると、自由に動くことができません。
赤ちゃんにトラブルがあっても、泣いてしまっても、席に座っていないといけません。
なので、赤ちゃんが泣かないために、着陸前にぜひやっておいてほしいことを紹介しますね。
おむつの状態をチェック
私が実際に失敗した例を紹介しますね。
慣れない飛行機で、ばたばたしていたこともあり、赤ちゃんのおむつは二の次になっていました。
気が付いたらおむつはパンパンで、隙間ができていました。
着陸態勢に入り、身動きが取れない状態。
そんなときにおしっこが漏れてきてしまったんです。
私も赤ちゃんも濡れてしまいましたが、そのままでいるしかありません。
すぐに着替えさせることもできず、大変でした。
こうしたハプニングが起きても、着陸態勢に入ったら一切、席を離れることはできません。
慌てないようおむつチェックは、着陸態勢に入る前に、必ずしてあげてくださいね。
おしゃぶりを用意しておく
赤ちゃんが一番ぐずりやすいのが着陸のタイミングです。
気圧の変化で、耳が痛くなり泣く子もいます。
離陸の時と同じように、気圧がかわる時、ミルクを飲んでいるのが一番良い状態です。
ただ、赤ちゃんがもうおなかいっぱいで、ミルクを飲んでくれないときは困ってしまいますよね。
そんな時は、おしゃぶりを渡してあげてください。
おしゃぶりをすることで、自動的に唾液を飲みこむので、耳抜きの効果が期待できますよ。
普段おしゃぶりを使わない子も、持ち物リストにいれておくといざというとき安心です。
赤ちゃんとの飛行機のおすすめの座席
飛行機の予約のときに、座席も事前に選ぶことができます。
赤ちゃん連れの場合、私が積極的に選びたいおすすめの席は「一番後方」です。
私も実際に友人のアドバイスを参考にしています。
一番後方の席を選ぶ理由はこちら!
- トイレが近くにある
- 泣いたときに立ってあやせるスペースがある
- CAさんが近くにいるので、困ったときに助けてくれる
- ミルクをあげるのとき、周りからの視線が気にならない
ミルクをあげるママは、窓側の席をおすすめします。
ミルクをあげるとき、壁側のほうが人から見えづらいです。
おもちゃやミルクなどを手元に用意するにも、壁があるとやりやすいですよ。
同乗者いる場合は、同乗者が通路側の席を確保してください。
ぐずった時にすぐ動くことができますよ。
まとめ
赤ちゃんと飛行機に乗るときは、泣いてしまわないかひやひやしてしまうし、不安です。
手荷物も、飛行機に乗ってからやることも多くパニックになってしまいます。
赤ちゃんが泣かないように、段取りを整理することで、スムーズに飛行機に乗ることができますよ。
- 優先搭乗を活用して、離陸前の準備を済ませる
- 飛行機後方の席はスペースに余裕があるのでおすすめ
- 離着陸時はミルクを飲ませて耳抜き対策
- 着陸態勢前におむつをチェック
- いざというときはおしゃぶりを活用
航空会社側も、少しでも赤ちゃんとの飛行機搭乗がストレスにならないように、いろいろと配慮してくれます。
困ったときは、一人でがんばらずにCAさんの力も借りてみましょう。
この記事が、赤ちゃんを連れて飛行機に乗るときの参考になるとうれしいです。